Matrix Reimprintingとは
マトリックス・リインプリンティングとは?
マトリックス・リインプリンティングは、世界にわずか29名しかいないEFTマスターの一人であるカール・ドーソンによって、2006年に開発されたセラピーテクニックです。
EFTの応用テクニックであり、最先端物理学の考えをベースとし、「感情を解放し、過去に経験した記憶を塗り換えることによって、今までの思考や信念のパターンを変えることができる」画期的なツールです。
マトリックスとは何か?
「量子論の父」とも呼ばれる、ドイツ人ノーベル賞物理学者マックス・プランクは、下記の言葉を残しています。
“素粒子を振動させ、この最も微小な素粒子で太陽系を成り立たせているフォースから、すべての物質は誕生し、存在している。
このフォースの背景に、ある知性的なマインドの存在があると推測しないわけにはいかない。
このマインドこそがすべてのものをつなぐマトリックスなのである。
”プランクは宇宙に存在するあらゆるものの根源であり、またすべてをつなぐエネルギー・フィールド(知性的マインド)があると述べ、これを「マトリックス」と呼びました。
つまり、マトリックスとは、素粒子が振動しているだけの無機質な空間ではなく、物事を創造する知的なマインド(あらゆる情報)として捉えられることができます。
そして現在、このすべての生命体をつないでいるエネルギー・フィールド(マトリックス)に対して、個人のフィールドをローカル・フィールドと呼び、そこには、その人固有の身体、記憶、思い、感情、行動、習慣、くせなどが情報として貯蓄されていると考えられています。
あなたのマトリックス
マトリックスが宇宙を創造しているのであれば、あなたのローカル・フィールドにある情報(思い、感情、記憶など)が、あなたの宇宙(人生、経験)を創造しているとも考えられます。
では、自分のローカル・フィールドにある情報にどうやってアクセスすれば良いのでしょうか?
意識のうち97%ほどが潜在意識であるといわれています。
この潜在意識にアクセスすることで、私たちは自分のローカル・フィールドにアクセスし、そこにある情報(思い、感情、記憶など)を変えることができます。
癒しの主役であるエコー
潜在意識にある思いや感情を変える主役は、潜在意識にある「癒されていない自分」です。
マトリックス・リインプリンティングでは、それをエコー(Energetic Consciousness Holograms、エネルギー意識ホログラム)と呼んでいます。
過去の傷ついた自分という意味で、インナーチャイルドと捉えてもよいでしょう。
潜在意識は、コンピューターのようなもので当時のエコーが見たこと、思ったこと、感じたことがそのまま情報として貯蓄されます。
つまり、削除したり、書き換えたりしない限り、何十年も前のことでもそのままの状態で残されているのです。
マトリックス・リインプリンティングでは、思い込みやトラウマが形成された当時のエコーにタッピングをすることで、エコーが抱えた感情を解放することができます。
と、同時にトラウマ時に出来上がった思いも同時に変化していきます。
例えば「私は無力だ」という思いが、「私は大丈夫」などといった思いに努力せずとも自然に変わっていきます。
マトリックス・リインプリンティング4つの原則
カール・ドーソンは、その著書の中でマトリックス・リインプリンティングを実践するにあたって
必要な知識として以下の4つの原則を書いています。
- 私たちはすべてエネルギーによって作られている。
- 私たちは、マトリックスと呼ばれるすべてをつなげるくもの巣のようなものによってお互いリンクしている。
- マトリックスの中に向かって発した自分の思考は、人生経験となって私たち自身に引き寄せられる。
- マトリックスの中のイメージを変えることによって人生における経験を変えられる。
マトリックス・リインプリンティングが扱えるもの
人間関係、仕事、恋愛など人生の問題に関わるネガティブな感情、思いの解放
人生を制限するネガティブな信念(コア・ビリーフ)の解放、書き換え
軽度から重度のトラウマの解放
依存症、強迫観念症、摂食障害などの改善・解消
肉体的症状の原因の解放